六花の勇者 2 / 山形石雄

最近、ちょっとした事で汗が出ます。
掃除したら汗、買い物行って汗、料理作って汗。
気候は涼しいのに汗っかき状態になっています。
汗をかくのは好きです。


山形石雄の「六花の勇者 2」を読み終えました。

前作を読み終えた後にすぐ買いました。
すぐに続きが読みたかったのです。

ただ、感想としては期待しすぎたということでしょうか。
1巻はファンタジーでありつつ、ミステリ要素も強かった。
本作はファンタジー要素はあったのですが、ミステリ要素はあまり感じませんでした。
確かにファンタジー要素は大好きなのですが、私はミステリとファンタジーが両立していたので好きだったのです。

本作では最初に犯人が判明します。
コロンボ形式ですね。
ただ、犯人の犯行動機もすぐに想像がつきます。
予想を裏切ってくれるところがあまりなかったです。
さらに、その動機があまりに身勝手というか・・・。
結果もなんとなく想像がついてしまいました。

早い話が驚きがなかったのです。
ミステリでもファンタジーでも驚きが欲しいですね。
ただし、色々と伏線を張ることにより、次巻以降が楽しみになる感じではありました。

しかし、これが私にとっての欠点なのです。
ライトノベルの長所でもあるのですが欠点でもあるのです。
続くんです。
漫画であれば読み返しが楽なのでいいのですが、小説の読み直しは時間がかかるのですよねぇ。
しかも、終わりの気配が読めない。
これが厳しい。
5巻くらいで終わってくれればいいのですが、10巻とかまでいってしまうとついていくのも疲れてきます。

ボロボロに書いていますがファンタジーとしては面白いです。
キャラ同士の掛け合いとか、背景とかは面白いと思います。
ヒロインの動きも人気が出るだろうなぁ、と思います。
ですが、もう少しミステリとは言わなくても、驚き要素があれば。

上記理由により、ちょっと3巻を買うのは暇を見て考えようかと思います。

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