必要十分生活 / たっく

長期連休という事もあり掃除を大胆にしてみました。
物が減ると嬉しいです。


たっくの「必要十分生活」を読み終えました。

いえ、この本を読んだから掃除をしたわけではないです。
そもそも、「なんにもない」blogを見て以来、物を減らすのが楽しい人になってしまっていますので。

で、この本ですが、他の同系統の本と比較して何が新しいかというと、自分にとっての必要十分を見つけよう!というのがメインにある事です。
著者がやっている事自体はバスタオルを使わないようにしようとか、毎日掃除をする事で物を減らそうとか、正直目新しくはないです。
あくまで、自分にとって必要な物を考え直してみようというのが目標になります。
そのため、本書で書かれているテクニックでこれは!と思った物は、「スマホのホーム画面は一つだけ」というのでした。

これは文字通りインストールするアプリを最低限にしようってだけの事なんですけどね。
私は昔課金したゲームを削除出来ずに、でももう遊ばないだろうなぁって思いながら残していました。
これをスパッと削除する事が出来たのは、本書の一押しのおかげだと思います。

そのため片付けの本の一冊目であれば読むのも良いかと思いますが、どっちかというとルール決め、自分にとっての十分ってなんだろう?を考えるのに向いている本なのかな、と思いました。

ところで、こういう整理整頓本というか、片付け本って売れるもんなのでしょうか?
何冊も出ているので売れているのだとは思います。
でも、冷静に考えて欲しいのです。
この本を買う事自体が物を増やしているのだという事を。
決して本自体を否定するわけではないのですが、矛盾を感じます。

というわけで私は図書館で借りるのをオススメします。
もしくは電子書籍版。

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