六花の勇者 / 山形石雄

今まさに筋肉痛で悶えています。
筋肉痛って耐えられないほどの辛さはないのですが、地味に気になる嫌な感じです。
運動不足でなる分には爽快なのですが、作業でなるとうーんという気持ちになります。


山形石雄の「六花の勇者」を読み終えました。

私は週刊少年ジャンプを毎週読んでいるのですが、そこで紹介されていた時に気になったので読んでみました。
感想は「意外と面白い」でした。

6人だけのはずなのに7人目がいるというのが売りなのですが、犯人は本当に7人目なのか、それとも7人目は新たなルールなのか?を最後まで楽しめました。
人狼ゲームみたいな感じですね。

ですが、個人的に一番良かったと思うのは王道ファンタジーなところです。
最近は悪い言葉で言うとベタな王道ファンタジーをあまり読んでいなかったため、かなり気持ち良く読むことができました。
私、王道とかファンタジーって結構好きなんです。

上記の通り本作はファンタジーです。
魔法が存在します。
その中で密室が登場します。
魔法があるんだから、密室と言われても魔法でなんとかなってしまうのでは?と思いながら読んでいたのですが、密室トリックには驚かせていただきました。
しっかりとファンタジーという制約の中でのトリックになっていました。

密室トリック、犯人当ての二つとも、最後まで気になって良かったと思います。

ライトノベルのため物語は完結せずに続いていきます。
そこが個人的に欠点ではありますが、これはこれで楽しめたため、2巻も読んでみようと思いましたね。
あまり長く続くようであれば読むのをやめますが

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