六花の勇者 4 / 山形石雄

最近は予約投稿にしているため、この前に書く文章に困ります。
あまりに今の事を書くとずれるので。


山形石雄の「六花の勇者 4」を読み終えました。

止まらない、読むのが止まらないです。
私は基本的に読むのが遅いのですが、止まらないのです。
文章の区切りが丁度いいからか、どんどんと読み進めてしまいます。
困った。
何が困ったかと言いますと、これ4巻なんです。
今現在6巻までしか出ていないのです。
完結すればいいのですが、完結しなかったら中途半端なところで終わるのでしょうか・・・。

4巻は途中まで全然話が進まないわ、ロロニアにはイライラとさせられるわ最悪だと思っていました。
本巻では六花以外にも重要な主人公みたいなキャラがいるのですが、正直ご都合主義なキャラですし、展開です。
だから、ふーんという感じになりました。
世界を救うための勇者の割には人間臭いところを出そうとしてるのかもしれませんが、正直水増しに感じてあまり楽しめていませんでした。
本巻はロロニアのための巻の気がしているのですが、個人的にロロニアになんの魅力も感じないため、あまり楽しめていませんでした。

だが、黒の徒花というアイテムの正体が出てきた時に全てが許せた
作者は悲劇にしようとしているのか?
それともハッピーエンドを目標にしているのか?
7人目と関係があるのか?
そのアイテムはどうやって作ったの?
と色々な疑問が頭によぎりました。

個人的には7人目があるキャラで確定なのではないか?みたいな文章になっているけど、違うのではないかと思っています。
実際は別に7人目がいるのではないかな?と思っています。

いけません、冒頭にも書きましたが、完全にはまっています。
ミステリとか関係ない、王道ファンタジーとして楽しんでいます。
早く次巻が読みたいです!!





以下、ネタバレ。





読者は神の視点を持っています。
作者がアンフェアな事をしない限り、主人公たちと違って情報がどんどんと集まります。
敵側の情報も入ってきますからね。
そして、一冊に一人づつ偽物が判明していきます。
1巻は別ですが、2巻でモーラ、3巻でゴルドフが7人目でないと判明しています。
では、4巻では?ロロニアは7人目ではないのでしょうか?まだ確定していないと思います。

また、フレミーは7人目なのでしょうか?
前にも書きましたが、違うと思うのです。
そもそも六花の勇者に選ばれる条件が判明していないのですが、決まっているんですかね?
アドレット、フレミー、ハンス、チャモ、ロロニアの5人の誰かですが、ハンスが一番怪しいです。
職業が殺し屋ってところもありますし、快楽主義っぽいですし、優秀過ぎます。
何より消去法で

時の聖者は何をしたのか?運命の聖者も何が目的だったのか?魔神とは?
うーん、気になりますッ!!

余談ですがフレミーの母親は人間型が良かったです。
グロいです・・・。

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