「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」トロコン!

夏も終わりかもって時期になりました。
昨日とかエアコンが不要でしたからね。過ごしやすくて気持ち良いです。


「ZERO ESCAPE 刻のジレンマ」をトロコンしました!


やっぱりゲームは月1も更新できないですなぁ。
まず毎日遊べないのと、一つのゲームのクリアには数十時間かかりますしね。
で、遊んでいたのが、こちらのゲームになります。
「極限脱出 9時間9人9の扉」、「極限脱出ADV 善人シボウデス」に続くシリーズものの最終章です。
余談ですが「シボウデス」の売り上げが良くなくて本作は発売まで時間がかかったそうです

最終章だけあって、今まで残っていた謎がどんどんと解決されていきました。
確かに前作とかやってないと損した気持ちになります。
「シボウデス」の方はともかく、「999」の方はスマホでストーリーだけ楽しめるアプリがあるので遊んでおいて損はないです。
私は「999」は上記アプリと小説版で体験しましたが、いつかゲームも遊んでみたいです。

+ 練りこまれたストーリー
+ 綺麗に回収される伏線
+ 今までの流れで推測するしかなかった謎の解明
+ わかりやすいフォルーチャートシステム
+ どうでもいいウンチク
- 面倒くさいだけの脱出パート
- 少々ファンタジーが過ぎる展開

正直言うとこのゲームのキモはストーリーです。
ゲームとしての脱出パートは話を進めるには邪魔なだけです。
ストーリーだけでも評価は高くなると思うのですが、売れないのでしょうね。
脱出パートはそんなに難しくないのですが、話の腰を折られるので苦手でした。

で、そんな邪魔な脱出パートを忘れるくらいにストーリーが素晴らしいです。
前作で気になっていた、あのキャラの意味が判明したりして、最高に盛り上がります。
本作だけでも、3チームの時間軸が判明した時の衝撃といったら。システムと相まって驚きが隠せないです。
終盤に少々ご都合主義なところが出てきますし、お前らもう超能力者ですやんって展開にはなりますが、それぞれのキャラがかっこいいので気にならないです。

もう一度書きますが、本ゲームのキモはストーリーです。
多分製作者側もわかっているのか、ストーリーを楽しむためにフローチャートがしっかりと用意されていて、さらにいつでもその場所に飛べます。よくあるノベルゲーのようにskip必須ではないです。
ただ、ストーリー重視であれば小説や映画でもいいのか?と言うと、そんなことはなく、ゲームだからこそ楽しめるストーリーなのかと思いました。
ゲーム以外の媒体でも実現できるとは思うのですが、ゲームのシステムとマッチしてるのがよいのかなと個人的には思いました。

ちなみに普通にクリアすれば勝手にトロコンになると思います。

オススメです。
終わった後にもう一度前作の「シボウデス」を遊びたくなるくらいにオススメです。
個人的なイチオシはジュンペイですが、皆いい奴らです。
これでシリーズが終わりなのが悲しいような、綺麗に終わって嬉しいような、そんな感じでした。

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