梅雨と間違うくらいに雨が多いですね。
雨が降るのは構わないのですが湿気がね、湿気が多過ぎて気持ち悪い。
森川智喜の「未来探偵アドのネジれた事件簿」を読み終えました。
非常にユニークな作品でした。
作者的に普通のミステリではないと思ってはいましたが、それを差し引いてもユニークな作品でした。
探偵が未来から来た人です。
得意技は時間移動・場所移動です。場所移動はともかくとして、時間移動。タイムマシーン持ってるんですよ、探偵。だからこそ、やりたい放題なんです。犯人だって過去に移動すれば犯罪の瞬間を直接見れますからね。他にもそもそも事件をなくしてしまうことまで出来てしまう。こんなミステリー見たことないです。
ただし、きちんと読まないと振り落とされます。
伏線、伏線、伏線。ひたすら伏線の連続です。しかも普段のミステリーと違い、時間軸が絡みまくっているのです。その中で「あぁ、それはそういう意味だったのね?」と後で気づきます。
探偵に対して「それ、ずるくない?」とか、「その進め方いいの?」とか、疑問が大量に出てきます。
だって、事件をなかったことにするって事は歴史を変えているということですよ?当然ですが歴史が変わったということを変えた本人も気づかないんですよ?事件がなくなったのですから、当然依頼も来ないですからね。その間は同じようなページがまた続きますからね。この手法にはびっくりしました。
ちなみに最初は訳がわからなかったですが、そもそもこの小説自体は最初の数ページで全てがわかりますからね。全部読み終わったら意味が理解できると思います。
一応歴史変更とかタイムトラベルにはルールみたいなのはあるのですが、そこらへんのルールがしっかり決まっていないのだけはマイナス点でした。
ここはこの著者にしては曖昧だったのは意外でしたね。
複雑なため、あまり人には勧めにくいのですが、私は楽しめました。
伏線が絡みに絡んだお話が好きな方にはオススメできます。
雨が降るのは構わないのですが湿気がね、湿気が多過ぎて気持ち悪い。
森川智喜の「未来探偵アドのネジれた事件簿」を読み終えました。
非常にユニークな作品でした。
作者的に普通のミステリではないと思ってはいましたが、それを差し引いてもユニークな作品でした。
探偵が未来から来た人です。
得意技は時間移動・場所移動です。場所移動はともかくとして、時間移動。タイムマシーン持ってるんですよ、探偵。だからこそ、やりたい放題なんです。犯人だって過去に移動すれば犯罪の瞬間を直接見れますからね。他にもそもそも事件をなくしてしまうことまで出来てしまう。こんなミステリー見たことないです。
ただし、きちんと読まないと振り落とされます。
伏線、伏線、伏線。ひたすら伏線の連続です。しかも普段のミステリーと違い、時間軸が絡みまくっているのです。その中で「あぁ、それはそういう意味だったのね?」と後で気づきます。
探偵に対して「それ、ずるくない?」とか、「その進め方いいの?」とか、疑問が大量に出てきます。
だって、事件をなかったことにするって事は歴史を変えているということですよ?当然ですが歴史が変わったということを変えた本人も気づかないんですよ?事件がなくなったのですから、当然依頼も来ないですからね。その間は同じようなページがまた続きますからね。この手法にはびっくりしました。
ちなみに最初は訳がわからなかったですが、そもそもこの小説自体は最初の数ページで全てがわかりますからね。全部読み終わったら意味が理解できると思います。
一応歴史変更とかタイムトラベルにはルールみたいなのはあるのですが、そこらへんのルールがしっかり決まっていないのだけはマイナス点でした。
ここはこの著者にしては曖昧だったのは意外でしたね。
複雑なため、あまり人には勧めにくいのですが、私は楽しめました。
伏線が絡みに絡んだお話が好きな方にはオススメできます。
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