「人喰いの大鷲トリコ」クリア!

メリークリスマス!


「人喰いの大鷲トリコ」をクリアしました!

このゲーム、発売までが本当に長かったです。
発表されたのいつか思い出せないですし、売る側も予約したら数年経ってたとか言ってますし。普通に考えて商売としてダメだし、買う方も買わないと思うのですよね。
でもね、実績があれば別なのですよ。

長らく私のベスト1位だった「ICO」というゲームがありました。これがかなり面白い。その後「ワンダと巨像」というゲームもありました。こっちは「ICO」ほどではないですが、そこそこ面白い。
そんな制作者の最新作、買わないわけがないじゃないですか!!

結果、大成功!
「ICO」より面白かった。

いや、面白かったというのは、何か違う気がします。
そもそも「ICO」からそうなのですが、ゲームとして面白いというより、この制作者の作るゲームの雰囲気が好きなのかもしれません。

幻想的な遺跡、無駄に高所での作業、不思議な空気感、推測させるストーリー。
確かにパズルゲームではあるのですが、むしろ雰囲気。雰囲気ゲーと言われても、そうだよねーと答えてしまいます。

では、どんな雰囲気か?
目が光る動物と一緒に遺跡を冒険します。
大きな動物と一緒に泳ぎます。

この動物がトリコっていうのですが、正直見た目はあまり可愛くないというか不細工
でも、ストーリーを進めるにつれ、本当に可愛く思えてくる。仕草、挙動、行動、すべてが愛おしい感じ?
ネタバレになるので書けませんが、とある橋のシーンとかトリコーって思わず言ってしまう位に可愛らしい。そこから後のシーンは大体トリコの可愛らしさで出来ています。

そして、ストーリーが進むにつれ、どんどん寂しい気持ちになっていきます
終わって欲しい、けど終わって欲しくない、ずっとトリコとダラダラしていたい。ずっともふもふしていない。
そりゃ、こいつなんで動いてくれないの!とか、そっちじゃない、こっち!とか思うのですが、そういう融通が利かないところすら可愛らしいように思えてきます。餌あげないと動かないのかよ!とかね。
でも、何よりトリコがどんどん成長していくのが本当に可愛らしい。

操作性が悪いとか、カメラワークが変だとか、トリコが期待通りに動いてくれないとか、欠点も結構あります。
でも、そういうのをひっくるめて雰囲気を楽しむゲームだと思いました。いつもみたいにいいところ、悪いところは書かないです。
可愛いは正義じゃないですが、トリコの可愛さと雰囲気を楽しむゲームです。

万人にはオススメしないです。
でも、お金に少し余裕があって、時間があったら遊んでもらいたい。きっと上で書いた事がわかってもらえると思います。
あぁ、二周目していっぱいスクリーンショット取りたいし、もふもふしたい。

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