魂の退社 / 稲垣えみ子

二ヶ月近く放置してしまいました・・・。
色々とネタはあったのですがblogにする気力がなかったです。


稲垣えみ子の「魂の退社」を読み終えました。

図書館に予約を入れていたことすら忘れていたくらい前に予約を入れたのが、連絡きたので読んでみました。そもそもなんで読もうと思ったのかを思い出せないのですが、多分電車の広告とかだと思います。

結論から書くとオススメしません
読んでいる間、ずっとイライラしていました。

生きている理由を見つけるまでを著者の視点で書かれています。
お金は不要、やりがいが重要みたいなよくあるオチです。そこへと至る流れも特にすごいことは書かれておらず、今更感を感じました。

それだけだったらここまでイライラしないのですが、この人って元朝日新聞の社員なんですね。
俗に言うエリートです。それなのに書かれている内容が独立する人への税金が高過ぎるとか、安倍首相への文句とかの愚痴です。しかも税金のことなんて常識じゃん?ってことを、そんなこと知らないよって書かれているのです。自分が無知だからと言い訳っぽく書かれていますが、はっきり言って記者が言って良いことではありません。この人の書かれていた記事を読んだことはないのですが、独りよがりの妄想だったことは容易に想像ができます。朝日新聞の価値すら下げているため、会社への恩がとか書かれていましたが全然信じられないです。

さらに中身がないのに字も大きいし、文字数も少ないし、これを買った人は損した気持ちでいっぱいの気がしました・・・。

さら、さらにおばあちゃんとかの年寄りと仲良くなる方法が書かれていますが、自分は年寄りではないような上から目線です。50歳は十分年寄りですから・・・。

きわめつけは、お金がなくても満足して生きていけると書いているのですが、この人エリートだから、この人のお金がないは一般人のお金があるんなんですよ・・・。

完全に勘違いしてしまった人が書いた本です。
痛々しさが読んでてツライ。時間を損した。良いところを探して書こうと思ったのですが難しい、そんな本でした。

コメント