理由あって冬に出る / 似鳥鶏

二ヶ月も放置してしまった…。

仕事は定時で帰れるのだが生活の中心がボルダリングになってしまったのです。
週1でボルダリングに行っているのですが、それ以外の日はジョギング出来ないかとか、明日ボルダリング行くから休憩しないととか、考えています。
ボルダリングが本当に楽しくて、なんで楽しいか考えたのですが、ちょっとづつでも成長が見える、これが楽しさの原因です。
普通に生きていて成長が見えることってあまりないから、少しでもあると嬉しくて。
今は6級を頑張っています。


似鳥鶏の「理由あって冬に出る」を読み終えた。

この本を選んだ理由を全く思い出せないのですが、多分TLで作者の名前が出てきて興味を持って読んだのかと。
前読んだ「シャーロック・ホームズの不均衡」はあまり記憶にないけれど軽く読めたので、軽く読みたかったのだと思う。

で、やっぱり軽かった。
高校が舞台なので重い話は出てこないとは思っていたけれど、著者の作風なんだと思う。
ストーリーとか動機とかは深く考えないで、パズルとして楽しむのが良い著者さんなのだと思う。

トリックは納得いった、推理も納得いった。
でも、動機とか、ストーリーの流れとか、理解出来なかった
この動機はないわ。
もう少しリアリティーのある動機には出来なかったのだろうか。
そんな動機わからないし、犯人はアホの子なの?って思うことになった。

ただトリックとかは楽しめたと思う。
話はおまけのパズルだと思えば全然いける!
ちゃんとフェアだったと思うしね。
ストーリーは人任せにして、ゲームとかのトリック担当で活躍すれば、この著者さんは人気出ると思うけどなぁ。

あまり褒めてない文章に見えるけど、楽しめたのは事実で、パズルとしては良かったと思う。
ストーリーを気にしないで読むのであれば十分。
逆にストーリーを重視してしまうなら他の本を読んだ方が良いかな、と。

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