幸福の「資本」論 / 橘玲

すごい!2019年になって既に2回目の更新!!そんな小さな事が嬉しい多賀です。

橘玲の「幸福の「資本」論 」を読み終えました。

自己啓発系の本ですね。
新年だしやる気出すよ!って思ったので。

幸福になるにはどうするか?幸福とは?みたいな宗教っぽい題材を、難しい言葉で書いてありました。

幸福は三つの柱で決まるのだとか。(資産と資本の違いはよくわからんかった)
1. 金融資産。ようは金。
2. 人的資本。難しいけど、何をアウトプットできるかの満足度。
3. 社会資本。人間関係。


理由は省略しますが3つ全部満たす超充は理論上成り立たない。
何もない貧困はツライ。
退職者、ソロ充、プア充は3つのうち1つだけある人。それなくなったら終わりだからリア充、旦那、金持ちが良いよって感じ。

・・・言われなくてもわかるよ!!

色々と社会背景や証拠を元に説明してあったけど、正直「だから?」って思いました。
本当はそこから何を考えるかが楽しいんですけど、書き方が難しくて疲れてしまった。

ただポジティブゲームとネガティブゲームの概念は面白かったかも。
ポジティブゲームは悪い評判を避けるより良い評判を得ようって事です。これはオープン空間のため参加・退出は自由、つまり良い評判ないと意味ないよって事。ネットサービスみたいなもんですね。評価低いところは怖くて使えないですもん。
対してネガティブゲームはひたすら悪い評判を避けようという事です。クローズ空間である学校とか会社は簡単に出て行けないから、評判悪いと大変ですからね。

感想としては書き方が難しくてわかりにくかったのであまりオススメできないです。
ポップな見た目と中途半端に難しい書き方、著者はターゲッティングがわからないまま本を出したのかなぁ。

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