DEATH STRANDINGクリア

長いので前置きは無しの、多賀です。


DEATH STRANDING」クリアしました!
色々な意味ですごいゲームでした。


ストーリーが気になったので駆け足でクリアしました
だから、全然やり込んでいません。


依頼も全然クリア出来てないです。
ストーリーに関係あるものだけを進めました

めちゃくちゃ楽しみにしてたゲームなんです。
小島監督がコナミから独立して最初のゲーム。
独立の理由は色々と噂がありますが、ポジティブなものではなかったようです。
でも、小島監督が作ったメタルギアシリーズは好きでした。
ゲーム性が好きというより、ストーリーが好きでした。
政治的な主観が結構入ってますけど、驚きの展開やかっこいい台詞など、かっこいいです。
だから本作もゲーム性というより、ストーリーを目当てに買いました。
予約までして買ったゲームは久々でしたね。


ストーリーはともかく、まずはシステムから。
配達するゲームです。
もう最初から最後まで延々と配達。


赤ん坊を連れて行かないといけないのですが、時々機嫌を損ねます。
当然あやさないといけないです。


配達中に幽霊に襲われることもあります。
場合によってはショートカットになることもありますね。
ここはメタルギアっぽくステルスが推奨されています。
面倒なんで倒しますが。


また配達のために施設を作ります
川を渡りたいから橋を作るとか、外でも休憩出来る部屋を作るとか。
この写真は国道を作りましたが、めちゃくちゃ捗りますよ。


そしてこれらの施設は世界中の人と共有しています
自分が作った施設は他の人が使い、他の人が作った施設は私も使えます。
また道具とかも共有されます。
他の人が乗り捨てたバイクを使ったりとか。
この写真では看板が共有されています。
もちろん全員とではないのですけどね。

これがこのゲームの根幹であり、ストーリーのメインでもある繋がりです。
しつこいくらいに繋がりをアピールしてくるゲームですねw
配達をなぜするか?人と人を繋ぐためです。
一人では生きていけない、だから繋がろう!というゲームなんです。

繋がろう!というストーリーを描きたいために、こういうシステムになったと思います。
小島監督はストーリーありきなところがある気がしますしね。
アピールしたいことが、伝わってきました。
有名な俳優達で話題になっていますが、正直ノーマン以外は知りませんでした。
でも、ゲームゲームしたキャラじゃないの、映画っぽくて良かったなぁ。

本作はPVとかで出てくる人たちの物語です。
彼らは能力者です。
例えば主人公のサムは死ねない能力を持っています。
能力を持った理由は最初はわかりません。
ですが、各登場人物と繋がることで、過去を話してくれます

各キャラは個性がしっかりとあります
当然、皆過去があるのですが、それとどう向き合ってるのかが違うのですよね。
各キャラはもっと説明しろよ!って思うのですが、繋がりないしねって。
そりゃ、まだ説明出来るほどの間柄じゃないもんねって納得出来ます。
ちなみにハートマンが一番好きでした。

ゲーム始まってすぐは固有名詞のオンパレードです。
全然世界観がわからないです。
ビーチで待ってる?海行けばいいの?って気持ちになりました。

でも話を進めればわかってきます。
なんとなく、それが何なのかがわかってくるのです。
例えば、ビーチはあの世とこの世の間にある空間なのかな?みたいな。
最後はスッと全てが当てはまりました。
話を誤魔化すことも、想像に任せることもなく、キッチリと説明されます

という感じでストーリーに不満はないです。
ちょっと冗長かなーと思うところもありましたが、概ね楽しめました。
最後のサプライズも想定外でしたしね。
終章のムービーの長さにはビビりましたがw

問題はシステム。
ストレスの連続でした。
配達のゲームなので、ゲーム中の8割は歩いてる気がします。
もう延々と歩いてます、似たような景色を延々と。
しかも歩くのにも体重バランスとかで集中が必要で、ストレスでした。
雪山とか二度と見たくないと思いましたね。

理解はしています、ストレスの後の解放に喜びを見出して欲しいのだと。
でも、ご褒美がですね、褒めてもらうだけなんですよ。
すごいアイテムとか、重要なエピソードとかじゃなくて、褒められるだけ。
流石だよ、君しか出来ないよ!だけ。
正直誰でも配達出来そうだから、お前がやれよって思いました。

私は基本的に作業ゲーは好きです。
経験値稼いでレベル上げしてるの好き。
ドロップ目当てに同じ敵を倒し続けるのも苦ではないです。
でも、あれらは無心で出来るし、ご褒美が明確だから。
集中が必要でご褒美も言葉だけだと、うーんって気持ちになりました。

後、細かいのですがシステムのムービーが多すぎ
配達物の納品から、天気が変わる瞬間、幽霊が出る瞬間、毎回同じムービーが・・・。
一度で十分で毎回スキップしてました。
ロードを誤魔化すためなのかもだけど、ストレスでした。

ストーリーは良くとも、システムはキツかったです。
所々に遊び心があって楽しいゲームなのですが、システムはね・・・。
戦闘はほとんどないのに、武器防具は沢山種類あるし。
もっと無心で配達が楽になるシステムを作って欲しかったかなぁ。
延々と同じような景色の中、配達してるだけで、同じことの繰り返しなので。

トロコンをするか悩んでいます
軽く調べたところテクニック不要で努力でなんとかなるっぽい。
しかしながら、ゲームとしては微妙なゲーム。
苦痛になる未来が見えるけど、トロコン出来そうみたいな。
悩ましい。


ただ、最後まで終わり、この施設は忘れられない気がします。
理由は遊べばわかるかと。
本作はオススメ出来ないですけど、小島監督の次回作も遊びたいです!

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