創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち / 小島秀夫

最近自粛が目立ちますね。
自然と人に会う機会が減りました。
「DEATH STRANDING」を思い出しました。

今回の本を読んでたのを思い出した、多賀です。


小島秀夫の「創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち」を読みました。
文庫版ですね。



読み終えたのはだいぶ昔

文庫版じゃないのも読んでますから、再読になるのかな。
文庫版だけの内容もあるのですがおまけですね。
メインはやはり本や映画の紹介。
延々と本や英語の紹介が書かれている。

読んでいて思ったのが、小島監督はブレてないな、ということ。
小島監督は「メタルギア」や「DEATH STRANDING」の監督。
ゲーマーであれば大抵の人は、小島監督を知ってると思う。
主観では一番有名なゲームクリエイターだと思います。

ゲームが面白いってのは主観によるけど、露出の多い人なのは間違いない。
本当はゲーム作りに時間を使いたいのかな?
でも、結局伝えないとゲームは売れないしね。

繋がり

小島監督の最新作「DEATH STRANDING」のテーマは繋がり。
ここ最近のマイブームじゃなくて、2013年とかには言ってたんですよね。
オリジナルが出たのが2013年なので、当時から繋がりを意識してる。

文章の内容も繋がりが意識されている。
勿論、最近「DEATH STRANDING」を遊んでるから、気付きやすいだけかもだけど。
でも、受け継いで行こうみたいなところはある。
よく考えたら「メタルギア」もそんなところあるしね。

本が読みたくなる

買いたように本の紹介が延々と書いてある。
ようは小島監督の読書感想文で出来た本。
でもやっぱり本として売ってるから、それぞれの感想がすごい凝ってる。
私のblogとは大違いw

例えば「そして誰もいなくなった」の紹介。
Q&Aと童謡が交互に出てくる。
Q&Aで感想を書いてあるの。
「そして誰もいなくなった」も童謡だから合わせたのかなと。
作品に沿って、感想文が工夫してある。

だから、読んでても楽しいの!
何より紹介してある本が読みたくなる!!
紹介してる作品はベタなものが多いです。
いわゆる通が喜ぶ作品というより、誰もが知ってる作品。
変にマニアックじゃないところが嬉しい。
読もうと思ったらすぐに手に入るからね。
古典に偏ってるのは気になるけどねw

普段、本を読まない人にもオススメ出来る。
そして、次に読む本が見つかると思う、そんな本でした。
小島監督のファンじゃなくても面白いと思うから、オススメ!

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