オデッセイ

ユニクロに行ったら大行列でした。
確かにデザイン、質、価格と全てが高レベルなんですが、そこまで?
靴下が買いたかっただけなので諦めました。

ネットで買って店舗受け取りにしようと思った、多賀です。


「オデッセイ」を観ました。
名作です。



あらすじ

火星探査に来てる主人公が、事故で火星に取り残されてしまいます。
しかも一人だけ。
他のクルーは生き残ってることに気づかずに、帰路についてしまうんです。

そんな事故で一人残されてしまった人がなんとか生き延びようと頑張る話です。
一応次の火星探査が来る予定はあります。
でも、その時まで生き残るだけの食料がない、どうしよう!?
みたいな感じのトラブルに対応していくんです。

ポジティブ

とにかく主人公がめちゃくちゃポジティブなんです。
パッセンジャーの主人公も見習って欲しい
だから、観てるこっちも元気になってきます。
きっと、なんとかなる!って思えてくるんです。

冷静に考えて欲しいのですが、異国とかじゃなくて異星ですよ?
そこに一人で取り残されたんですよ?
他の人がいないのは当然として、他に生物すらいないんです。
私なら普通に発狂すると思いますし、いっそ事故死してれば良かったと思っちゃう。

プロフェッショナル

登場人物たちが、みんな自分の最善手を打つんです。
例えば主人公は次の火星探査メンバーが来るまでの食料を入手しようとします。
主人公は植物学者なんですけど、基地を潰してビニールハウス作りますからね。
生物なんて存在しない火星で、微生物を作って土を作ります。
そして、じゃがいもを作っちゃうんですよ!
世界初の火星産のジャガイモですよ!!

また地球と連絡を取るためにスゴイ手段を取ります。
正直連絡が取れたのは完全に運ですが、それでも感動しちゃった。
人と連絡が取れる、独り言だけじゃなくなったんだって時を想像しちゃって。

何がスゴイって、登場人物がみんな「相手がきっとこう動く」って想像して動くんです。
プロ同士だからか、相手を信じてるからなのか、最前手を選んでました。
フィクションだしって言ったら、それまでなんですけどね。
でも、ポイントはその時の最善手を選んでることかなと思いました。
現実だと中々そういうことって出来ないと思うので。

みんなが手持ちの手札で頑張るの見てて感動しちゃいました。
現実だと大抵出来ない言い訳を考える事が多くて。
出来ない言い訳を考えてる暇があるなら、今出来ることしよ!って感じ。
眩しすぎて、ヤバかったです。
嫌われ者の上司も、彼の立場での最善手を選んでますしね。
みんなかっこよかった!

オススメ

オススメです!
もちろん、一人の命より計画のが大事じゃね?とは思いました。
客観的に考えたら、一人のためにみんなが無茶するのは間違ってる気がします。
でも、フィクションだし良いじゃん!って思いましたね。

それに、この映画で気にするべきはそこじゃないです。
今出来ることをやろう!ってところです。
課題を一つずつ解決していけば、いつかは大きな課題も解決する。
そんな事を考えさせられました。

もう一度言いますが、オススメです。
少し長いですが、観るべき映画だと思います。
特にやらない理由を最初に考えてしまう人にオススメしたいです。

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