本編が長いので前置きは無しに決めた、多賀です。
どんなゲーム?
ジャンルはノベルゲームです、いわゆるギャルゲーです。
小説を読みながら選択肢を選んでいくと、話が分岐します。
お気に入りのキャラに好かれるような選択肢を選ぶと、その話になります。
ただ、もっと簡単に説明出来る作品です。
「シュタゲ」です。
シュタゲとは「STEINS;GATE」という有名なゲームで、同じくギャルゲーになります。
一時期めちゃくちゃ流行って、アニメにもなりましたね。
スゴイ既視感を感じました。
何が似てるの?って言われると困るのですが、色々と共通点がある気がしました。
シュタゲが研究室?なのに対して、これはゲーム会社という閉鎖空間。
主人公は特別優れてないけど、周囲の人間が優れている。
実はスケールの大きな事件が起きる。
とか、かなぁ。
どこかで見たことのあるキャラ
劇中では登場人物は個性的なキャラという設定です。
確かに現実世界には絶対にいないキャラだと思います。
でも、なんか既視感がありました。
天然な人、残念な人、厨二病な人。
ゲームとかアニメだと必ず一人はいるんですよ。
それぞれのキャラづけのためだと思うのですが・・・。
だから個性的な人って設定でも、微妙に乗り切れなかったです。
ただ、みんな良い人なんで、嫌な気持ちにはならないですよ。
実は良い人ってのもテンプレだなwって思いましたが、嫌ではないです。
性格悪い人のが記憶に残りますが、読んでて気持ち良くはないですしね。
微妙なシステム
普通の選択肢とは別に画面上に選択肢が流れるのが特徴的でした。
選択肢が画面から消える前に選択する必要があります。
だから、最後の選択肢が出るのを待ってると、最初の選択肢が選べないです。
それ以外は本当にただ選択肢を選んでいくだけのゲームです。
このシステムが良ければ良いのですが、絶妙に微妙でw
選択肢に制限時間があるだけなら問題ないと思います。
ハラハラするだけですからね。
でも、流れていくので、最初の方の選択肢が選べないんですよ。
つまり、1周目は選択肢をじっくり考えられないんです。
それがモヤモヤとした気持ちを生みました。
そして2周目以降は欲しい選択肢が出るまで待つ必要があるんです。
この待ち時間もリズムを悪くしていました。
なんだかんだ感動出来るストーリー
ボロボロに書いていますが、ストーリーは良かったです。
序盤は品のないギャグが続くのですが、中盤からは熱くなっていきます。
シュタゲのようにスケールが大きいのに小さい、そんな満足感があります。
二転三転するストーリと、しっかり回収される伏線。
少し無茶苦茶でしょwって思う点もありましたが、辻褄合うのは気持ち良いです。
ご都合主義でしょ!って思うことも多かったですけどね。
でも、一番良かったのは感動出来るストーリーでした。
登場人物全員の成長物語なんですよ。
本当にダメな人たちなんですが、成長がしっかり描かれるのが良かったかなと。
その人のルートに入らなくても、全員分描かれますよ。
その分、めっちゃストーリーが長いですけど・・・。
何も考えないとノーマルEDになると思います。
でも、是非トゥルーEDを見て欲しいなって思いました。
ノーマルEDの先で全然違う話になりますからね。
めっちゃジーンと来て、涙ぐみました。
死ぬのは怖いし、悲しいもんね、わかるわーって。
ギャルゲー苦手だ・・・
これはゲームというより、私の問題です。
なんか苦手なんですよ。
萌えが苦手とかでは全然ないんですが、選択しないとダメなのが苦手で。
目的のキャラの好感度を上げるには、好感度が上がる選択をしないとダメです。
でも逆に言うと、上げたくない時は、嫌な感じの選択をする必要があって。
なんで嫌な気持ちになる選択しないとダメなのか・・・って思います。
特にトロコンするためには全イベントを見ないとダメだから。
こんな選択する?って選択肢を選ぶ必要があります。
選ぶたびにうーんって気持ちになりますね。
まとめ
私はセールで88円だったので買いました。
だから経済的には損してないですが、時間的にきつかったかなぁ。
ストーリーがめっちゃ長いし、何周も遊ぶ必要あるし。
ただ、たまにはこう言うゲームも良いかなって思いました。
結論として、無理に買う必要はないかなーって思いました。
多分、似たようなストーリーのゲームやアニメあると思いますし。
もし遊んでないならシュタゲのが面白いですよ。
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