2023年に読んだ本

日記が年末になり、まとめに入ってきました。
残り日数から予約投稿をしていくのですが、今年は楽です。
去年はゲーム日記が積まれ過ぎてましたからね・・・。

少しは計画的に進めてると良いなと思った、多賀です。


2023年に読んだ本です。
簡単な感想です。

失敗の科学 / マシュー・サイド
PDCAの話。
自分の環境に当てはめて、色々と考えてみた。
ただ、現実はあまり失敗を許してくれないのよなぁ。
理想論っぽいけど、読んでて面白かった。

紅蓮館の殺人 / 阿津川辰海
てんこ盛りな推理小説。
探偵とは?探偵活動とは?という事に重きを置いている。
ちょっと色々な偶然が重なり過ぎてる気はした。
でも、そこそこ面白かったよ。

蒼海館の殺人 / 阿津川辰海
紅蓮館の続編の推理小説。
ホームドラマな感じの推理小説。
本作もちょっと都合が良過ぎと感じた。
これぞ、フィクションって感じだった。
次回作はもう良いかなぁ。

隻眼の少女 / 麻耶 雄嵩
推理小説なのだが、思ったより楽しめなかったかも・・・。
著者の別の作品を読んだ時はぶっ飛んでて面白かったのだが。
雰囲気は良かったのだけど、うーんって感じ。
怖いなとは思ったので、もう少し驚きが欲しかった。

六畳間ミステリーアパート / 河端ジュン一
軽い文体の短編集。
推理小説と思って買ったら、普通の小説だった。
ちょっと死の要素が沢山出てきて重かった。
文体の軽さと死の重さが合わなくて、気持ち悪かったなぁ。

和菓子のアン / 坂木司
寒いコメディドラマみたいな小説だった。
主人公の自己肯定感が低過ぎて、ずっとイライラしてた。
だけど和菓子の蘊蓄は面白くて、読んだ後は和菓子を食べたくなった。
色々な和菓子を買ったなぁ。

ホペイロの憂鬱 JFL編 / 井上尚登
日常の謎系の推理小説。
ただ謎はすぐにわかってしまう事が多かったなぁ。
文体も軽いし、気軽に読めるのは良かった。

アポロ18号の殺人 (上)(下) / クリス・ハドフィールド
推理小説を期待してたらハリウッドな感じだった。
元宇宙飛行士が書いた小説ということで、宇宙の描写が興味深かった。
アメリカとソ連の宇宙開発の争いが書いてあるのだけど、悲しかった。
両国がもう少し優しかったら、もうちょっと違った結果になっただろうな。
ところで少しタイトル詐欺なところがあると思った。

誰も死なないミステリーを君に / 井上悠宇
面白かった!!
軽い文体で読みやすい推理小説。
ただ推理小説と言っても、殺人は起きない。
主人公達が、殺人を起きないように頑張る話。
普通の推理小説と違って好感が持てる探偵と感じた。
所々で出てくる言葉遊びも良かった。
今年一番面白かったので、著者の他の作品も読もうと思う。

サクラダリセット1 猫と幽霊と日曜の革命 / 河野裕
名作と話題に上がるラノベ。
正直言うと、あまり楽しめなかった。
主人公が高校生にして達観してるキャラで違和感しかなかった。
相棒の女の子も綾波レイみたいな感じだしね・・・。
なんか、こう言うのが好きなんでしょ?ってキャラなのが鼻についた。
ストーリーは綺麗にまとまるんだけど、キャラが気になってダメだった。


今年は10冊と少ないです。
そして当たりも少なかった・・・
こっちのが深刻でした。
正直「誰も死なないミステリーを君に」以外は、そこまで面白くなかった。
読んだ本数も少ないけど、勘が鈍くなったのかも。
来年は沢山の良い作品と出会いたいですね。


<おまけ>
実は書いてないのですが、積読がすごいことになってます・・・。
メルカリでまとめ買いをしたので、全然読めず。
歳と共に集中力が落ちてきたのもあるかもしれません。
寝る前の30分は読むようにしたいなぁ。

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